アドバンス助産師について

アドバンス助産師とは

CLoCMiPレベルⅢを認証された助産師は『アドバンス助産師』と呼ばれます。

CLoCMiP(助産実践能力習熟段階)レベルⅢ認証制度の目的

CLoCMiPレベルⅢ認証制度とは、助産師の助産実践能力が一定の水準(助産実践能力習熟段階レベルⅢ)に達していることを評価し認証する仕組みです。助産師が日々の業務に従事しているなかで、社会の要請に応じた能力に対応する経験を積んでいるか、必要な研修を受講しているか、助産に関する知識や技術がブラッシュアップできているかなどを確認します。

その目的は、以下の3つが挙げられます。

第1に、妊産褥婦や新生児に対して良質で安全な助産とケアを提供できることです。

第2に、この制度により、助産師が継続的に自己啓発を行い、専門的能力を高める機会になります。これにより助産師自身も、実践能力を自覚することで、より明確な目標をもつことにつながります。

第3に、社会や組織が助産師の実践能力を客観視できることにあります。

CLoCMiP(助産実践能力習熟段階)レベルⅢ認証制度の意義

日本は、助産師の免許は更新制ではないため、免許取得後に、助産師個人の経験や学習による能力を知ることは困難です。さまざまな周産期医療の提供環境によって、高度化する周産期医療や多様な女性への対応を必要とする現在にあっては、助産師自らが計画的に助産実践能力を強化し、その能力を第三者に示すことは不可欠です。CLoCMiPレベルⅢを認証された助産師は、自律して助産ケアを提供できる助産師として、公表することができます。

このことは、ケアの対象である、妊産褥婦やご家族へのさらなる信頼につながります。そして、組織にとっては、助産ケアの質が保証でき、その組織が提供する周産期医療の機能を証明することにつながります。産科医師にとっては、自律して助産ケアを提供できる助産師を客観的に認知することができ、適正に役割分担をするなど、効果的に連携することが可能となります。

そして、助産師個人にとっては、CLoCMiPレベルⅢの認証を受けることで、妊産褥婦やその家族をはじめとする社会の人々に、専門職としての説明責任を果たし、助産実践の質の向上に貢献することができます。本認証制度は5年毎の更新制ですので、助産師は自己の知識や技術をブラッシュアップすることができ、助産実践能力の維持・向上、専門性を高めることに繋がります。

CLoCMiPレベルⅢを認証された助産師は、アドバンス助産師と呼ばれます。
アドバンス助産師はup to dateな知識を有し、標準的な助産ケアを自律して提供できる能力を客観的に評価された専門家です。全国にその存在があることは、場所や時間を問わず、すべての女性が適切なケアを受けられることを保証することになります。

アドバンス助産師 認証者数の推移

認証者数 ※括弧内は、その年に認証を新規取得・更新した認証者の人数
2015年 5,563名(新規:5,563名)
2016年 11,008名(新規:5,445名)
2017年 11,008名(新規申請休止年)
2018年 12,000名(新規:992名)
2019年 12,739名(新規:739名)
2020年 10,569名(新規:727名、更新:2,666名)
2021年 8,327名(新規:707名、更新(再認証含む):2,496名)

アドバンス助産師一覧

現在アドバンス助産師の認証を受けている方の情報を公開しています。
施設に所属するアドバンス助産師の人数や、氏名(公開希望者のみ)をお調べいただくことができます。

WEB機関誌「アドバンス助産師」

WEB機関誌「アドバンス助産師」のご案内

日本助産評価機構では、2017年8月より年2回、機関誌『アドバンス助産師』を発行しています。

2020年8月にはWEB機関誌としてリニューアルし、バックナンバーを一般の皆様にもご覧いただけるようになりました。助産関連ニュース、教育情報、施設での取り組み等についての記事をお届けしていますので、ぜひご覧ください。

なお最新号は、アドバンス助産師の方、更新時期延長中の方、および、日本助産評価機構の賛助会員の個人の方にご覧いただけます。

アドバンス助産師の活躍

全国で活躍するアドバンス助産師の皆様を、インタビュー形式の記事でご紹介いたします。

※所属組織、役職名等は各回の公開当時のものです。