Vol.17
2025.07.15
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【特集:アドバンス助産師による妊娠期からの継続的なケアを強化する】
はじめに妊産婦本位の切れ目のない支援体制の充実には、アドバンス助産師の活躍が不可欠です。
一般財団法人 日本助産評価機構
妊産婦にとって、妊娠・分娩・産後の生活・子育ては未知のことが多く、特に初めての妊娠では、些細なことであっても不安を感じることがあります。
2025年5月に議論が終了した厚生労働省の「妊娠・出産・産後における妊産婦等の支援策等に関する検討会」では、妊産婦当事者からの「産後、不安なときに相談できる特定の方がいれば安心だった」という声が共有されました。この発言を受け同検討委員会では、妊娠期から産後に至るまで、妊産婦を孤立させず、妊産婦本位の切れ目のない支援体制の構築を進めることが重要であるとまとめられました。
また、「切れ目のない支援」という表現から、「妊産婦本位の切れ目のない支援の充実」へと、妊産婦の視点に基づく文言に改められました。
アドバンス助産師は、妊産婦が継続的に支援を受けている実感を持てるケアを、工夫を凝らして提供しています。その実践は、特定の助産師による継続ケア、助産外来・院内助産という施設内での継続ケア、医療機関と地域との継続ケア、転院や搬送による医療機関間の継続ケアなどの形で提供されています。
妊産婦が話したいと思った時に気軽に相談できる身近な存在として、アドバンス助産師が期待されています。









